スマート冷蔵庫開発1:光検出回路
今回の記事ではスマート冷蔵庫の開発に必要な光検出回路とそのプログラムについてです.最初に申し上げますが,今作成した回路とプログラムは以下のpp.129-152を参考に作成したものです.他の回路例やプログラムも非常に分かりやすい本なのでRaspberryPiの参考書としてとてもおすすめです.
カラー図解 最新 Raspberry Piで学ぶ電子工作 作って動かしてしくみがわかる (ブルーバックス)
- 作者: 金丸隆志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 新書
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スマート冷蔵庫の冷蔵庫内部を撮影するプログラムは冷蔵庫の扉が開いたことを認識し,そして閉じたことが確認されると撮影が開始されるようにしました.
構成部品
- MCP3208
- 抵抗10kΩ
- cdsセル
回路図(配線図)
作成プログラム
スマート冷蔵庫のプログラムは全てPythonで書かれています.プログラムの詳しい解説については現在追加記事を作成中です,
gistcd59a5ed035c792374081783367f2e64
動作確認
何もしないと取得できるデータは3000以上が検出されますが,手でcdsを覆うと1500以下になります.
data = read(0, sclk, mosi, miso, ce0) #ドアが開いたことを確認する光データを取得
の後にifを使用して1500以下であればなどの条件をつければ暗くなったときにのみほかの動作をするプログラムに書き換えることができます.
今回は光検出のプログラムの記事を書いてみました.ネット調べてみるとラズパイとcdsを用いた回路は沢山例があるのでぜひ調べてみてください.多分,ラズパイに詳しい人はこのような電子回路の記事はそれほど面白い記事ではないかもしれません...そのため,追加記事として,PythonのプログラムによるADコンバータとのやり取りの流れをDataシートを踏まえて解説する記事を作りたいと思います!.スマート冷蔵庫の開発で一番おもしろい記事はサーボモータとカメラの連携やパノラマ写真の作成などの記事かもしれませんね.ブログを継続できるようにがんばりたいと思います!読んでいただきありがとうございました.