スマート冷蔵庫開発4:メール送信プログラム

今回の記事では,冷蔵庫の中身を撮影した写真をスマートフォンやパソコンにメール送信するプログラムを解説します.

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今回のメール送信プログラムは下記のサイトを参考に書きました.

送信側のgmail初期設定

メールを送信するプログラムはgmailを使って送信するため,送信側のgmailのセキュリティの設定を変更する必要があります.

support.google.com

 

googleのアカウント管理画面から

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ログインとセキュリティの項目から,接続済みアプリとサイトを選択する.

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安全性の低いアプリの許可を無効から有効に変更する.これでラズパイからgmailでメールが送信できるようにセキュリティの設定を行いました.

 

作成プログラム

 下記のプログラムがメールを送信するプログラムになります.

gistc4a2b51574286e5f5bf11761e03c760b

プログラム解説

 詳しいプログラム解説をしたいとこですが,私にはまだ参考サイトに書かれていたプログラムを完全に理解するのは困難であるため,すいませんが簡単な使い方だけを説明します....

15行目から19行目のプログラムについてです.

from_addr="example_Tx@gmail.com" #送信メールアドレス
to_addr ="example_Rx@gmail.com" #受信メールアドレス
subject = u'スマート冷蔵庫からのメールです' #メールの件名
body = u'\n%s\n' % (u'冷蔵庫の中の写真になります') #メールの本文の文章
jpegs = ['mail_test.jpg'] #添付する画像

それぞれコメントの通りの動作をするものとなっています.また,送りたい画像が複数ある場合にはjpegsを複数のリストにしてあげれば複数の画像を送信できます.

jpegs = ['mail_test1.jpg','mail_test2.jpg'] #mail_test1,2を送れる

そして42から43行目のプログラムです.

_user = "example_Tx@gmail.com"
_pass = "password"

送信する側のメールアドレスとgoogleアカウントのパスワードを書くようになっています.

 以上が撮影した画像を添付し,メールで送信するプログラムになります.

 ここまでで,スマート冷蔵庫のシステムで使用した主要なプログラムの説明は私なりに説明の記事を書いてみました.まだまだ私のプログラムの知識や回路の知識が足りない所も多く,記事を読んでいる方に大変申し訳ないです...

 スマート冷蔵庫のプログラムは今まで紹介したプログラムを関数化してあり,メインプログラムを動かすだけで,他の関数化されたプログラムを呼び出す仕組みになっています.この後の記事としては,その関数化された全体のプログラムの動作の説明を行い,関数化されたプログラムをgithubにアップロードしたいと思います!

 最後までお読みいただきありがとうございました.